ライブデータ表示機能
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/11 03:23 UTC 版)
「オン・ボード・ダイアグノーシス」の記事における「ライブデータ表示機能」の解説
ライブデータ(Live data)表示機能とは、各センサーからエンジンのECUに送られる信号をリアルタイムに表示する機能である。この機能を用いれば、例えば水温センサーが、始動時から完全暖機まで、どのようなデータを観測することが可能になる。何項目のライブデータが表示可能であるかは、それぞれの車のエンジンのECUに依存するが、図の例の車では、合計59種類のライブデータが表示可能であるのが分かる(図の右やや上の25/59という表示)。 それぞれのライブデータは、グラフとして表示可能である。図はエアフローセンサーからの信号をグラフ表示させたものであるが、電圧が低い状態はエンジンがアイドリング状態、電圧が山型に上昇し降下している部分は、アクセルペダルを踏み込んですぐ離した時の電圧変化である。 このように、エンジン回転数が上がって吸入空気量が増えた場合、エアフローセンサーの信号電圧が上昇するのが分かる。 ライブデータの一覧表示(左)と、ライブデータの一グラフ表示(右)。
※この「ライブデータ表示機能」の解説は、「オン・ボード・ダイアグノーシス」の解説の一部です。
「ライブデータ表示機能」を含む「オン・ボード・ダイアグノーシス」の記事については、「オン・ボード・ダイアグノーシス」の概要を参照ください。
- ライブデータ表示機能のページへのリンク