ライフ&キャリア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/06 09:55 UTC 版)
「トミー・コグビル」の記事における「ライフ&キャリア」の解説
セッション・ベーシストとして、ソウル、R&Bを中心に幅広いジャンルのレコーディングに参加した。地域は主に南部マッスル・ショールズ、メンフィス、ナッシュヴィルを中心に活躍したベーシストだった。ウィルソン・ピケットの「ファンキー・ブロードウェイ」や、キング・カーティス「メンフィス・ソウル・ステュー」等、コグビルがクリエイトしたベース・ラインの傑作はかなり存在するが、クレジットが無かったりといった理由で人に知られる機会が少なかった。デヴィッド・フッド、ジェシ・ボイス、ジェリー・ジェモットやリロイ・ホッジスらはコグビルの影響を受けた。 コグビルは1960年代後期に「アメリカン・サウンド・スタジオ」のプロデューサーも担当し、スタジオのハウス・バンド『メンフィス・ボーイズ』でベースを弾いた。彼はダスティ・スプリングフィールドのジェリー・ウェクスラー、トム・ダウドとプロデュースの69年アルバムのプレイでも評価された。 他にウィルソン・ピケット、アレサ・フランクリン、クリス・クリストファーソン、J・J・ケイル、チャック・ベリー, ドリー・パートン, ボブ・シーガー、エルヴィス・プレスリー、[[ニール・ダイアモンドなどのレコーディングにも参加している。トミー・コグビルは1982年に50歳で早逝している。
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