ユーザー定義のクラスローダー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/11 16:17 UTC 版)
「Javaクラスローダー」の記事における「ユーザー定義のクラスローダー」の解説
既定では、ユーザーのクラスは全てシステムクラスローダーからロードされるが、ユーザーが定義した ClassLoader に置き換えたり、さらにクラスローダーの連結構造もユーザー定義することができる。 これにより、たとえば以下のようなことが可能になる: クラスのロード・アンロードを実行時に行う。たとえば、実行時にHTTPリソースからライブラリを動的にロードするなど。これは以下の用途において重要な機能である:スクリプト言語(動的プログラミング言語)の実装。たとえばJythonやGroovyなど。 JavaBeansビルダーの利用。 ユーザー定義の拡張性 (拡張機能) を可能にする。 複数の名前空間の間でのやりとりを可能にする。これは、CORBA / RMIの基礎となっている。 Javaバイトコードがロードされる方法を変える (たとえば、暗号化されたJavaクラスをロードする)。 ロード済みのバイトコードを改変する (たとえば、アスペクト指向プログラミングで用いれば、ロード時の織り込み)。
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