ロード時とは? わかりやすく解説

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ローダ

(ロード時 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/30 14:34 UTC 版)

ローダ (loader) は、プログラムやデータなどを、外部(他のコンピュータや外部記憶装置)からインタフェースなどを通して受け取り、プログラム間の参照関係を解決し位置依存に対するリロケーションを行った上で、主記憶装置やワークエリアに置き(ロードし)、実行開始させるプログラムである[1]。但し、産業分野や制御分野に利用される組込系マイクロコンピュータを取り扱う書籍においては、プログラム間の参照関係を解決する部分はリンカ、位置依存に対するリロケーション部分はロケータ、というように別々の機能とされ、ローダの中にプログラムの実行開始機能は含まれず、ローダは純粋にプログラムやデータなどを主記憶装置などの所定のエリアに配置する機能として説明されることがある[2]


  1. ^ J.DONOVAN, JOHN (1972). systems programming. pp. 149. ISBN 0-07-085175-1 
  2. ^ 田辺皓正編著『マイクロコンピュータシリーズ15 8086マイクロコンピュータ』丸善株式会社、1983年4月30日、127-128頁。


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