ユダヤ教徒にとってのタルムード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 06:11 UTC 版)
「タルムード」の記事における「ユダヤ教徒にとってのタルムード」の解説
「タルムードはユダヤ教徒の聖典である。」という解説が今まで日本では多くなされてきているが、実際のところタルムードの権威はラビ(教師)の権威のことでもある。そのため、後世におけるラビの権威を認めない立場からはタルムードの権威を認めないことになり、タルムードの権威を認めないユダヤ教の宗派も少なからず存在する。 その代表とも言えるのがカライ派で、モーセのトーラーのみを聖典としラビ文書の権威を認めていない。また、シャブタイ派(サバタイ派)の流れを汲むユダヤ教においては、むしろタルムードを否定するという立場をとる。
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