ヤーウェ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 00:36 UTC 版)
学術的に推定された読みである点や、ラテン文字で書くとYahwehとなる点では、おおむねヤハウェと同様であるが、カタカナ語の日本語として音韻を考慮した場合、はじめのh音が長母音化しており、ヤハウェに比べて発音としての正確さという点で疑問が残る。 カトリックの『フランシスコ会訳聖書』で使用される読みである。 主で前述の通り、『新共同訳』ではこの神をほぼ一貫して「主」と呼び、『創世記』第22章14節でのみ「ヤーウェ」とする。これはいわゆるイサクの燔祭の行われた「ヤーウェ・イルエ」の地名を説明するために発音を示したものである。 なお、この箇所はパブリックドメイン化した他の聖書ではこうなっている。 アブラハム其處をヱホバエレ(ヱホバ預備たまはん)と名く是に縁て今日もなほ人々山にヱホバ預備たまはんといふ — 創世記22章14節. - ウィキソース. 、明治元訳聖書 それでアブラハムはその所の名をアドナイ・エレと呼んだ。これにより、人々は今日もなお「主の山に備えあり」と言う。 — 創世記22章14節. - ウィキソース. 、口語訳聖書 アブラハムはその所を「ヤーウェ・イルエ」と名づけた。それで今日でもなお、「ヤーウェの山で計らわれる」と言われている。 — 創世記22章14節. - ウィキソース. 、フランシスコ会訳聖書
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