ヤエヤマイチモンジとは? わかりやすく解説

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ヤエヤマイチモンジ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/10/03 16:47 UTC 版)

ヤエヤマイチモンジ
カルナータカ州Tadiandamolで撮影
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: チョウ目(鱗翅目) Lepidoptera
亜目 : Glossata
下目 : Heteroneura
上科 : アゲハチョウ上科 Papilionoidea
: タテハチョウ科 Nymphalidae
亜科 : イチモンジチョウ亜科 Limenitidinae
: イチモンジチョウ族 Limentidini
: シロミスジ属 Athyma
: ヤエヤマイチモンジ A. selenophora
学名
Athyma selenophora(Kollar)
和名
ヤエヤマイチモンジ
八重山一文字
英名
The Hylas Common Sailer
亜種
  • A. s. ishiana(Fruhstorfer)

ヤエヤマイチモンジ(八重山一文字、Athyma selenophora)は、チョウ目(鱗翅目)アゲハチョウ上科タテハチョウ科に属するチョウの一種。

概要

イチモンジチョウミスジチョウの中間的な種類。大きさはミスジチョウに近く、体型はイチモンジらしい。

雄の翅表は白一文字となり、斑紋の集合体ではなくくっついてシンプルな帯状になる。また紫色の縁取りが現れる。雌の翅表は一文字ではなく三筋になる、顕著な性的二形

食草はアカネ科のコンロンカ・ヤエヤマコンロンカ・アカミズキ。葉に一つずつ産みつける。越冬態は不定で、成虫は年中出現する。

与那国島には近縁種のシロミスジが生息する。翅裏が本種では紫のかった黒褐色だが、シロミスジは黄土色がかる。また名の通り雄も三筋となる。

分布

石垣島西表島。国外では台湾インドから中国南部、インドシナ半島スンダランド

関連項目

参考文献

  • 牧林功解説 『日本の蝶』成美堂出版、1994年、ISBN 4-415-08045-6
  • 日本環境動物昆虫学会編『チョウの調べ方』文教出版、1998年、ISBN 4-938489-11-2



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