モハ80形200番台・300番台
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 10:08 UTC 版)
「国鉄80系電車」の記事における「モハ80形200番台・300番台」の解説
DT20A 台車枠をプレス成型部材の溶接組み立て式とし、ゲルリッツ式近似の軸ばね構造を採用する台車である。軸ばねと枕ばねのたわみ量について振動解析が行われ、軸ばねを柔らかく、枕ばねを硬く設定する従来の経験則に基づく組み合わせから、解析結果に基づいて双方のたわみ量を均等とする設定に変更され乗り心地が改善された。 国鉄旧形電車用台車の最終発展形と言える性能の優れた台車であったが、構成部品が多く高コストな上、直後に開発された新性能電車には、別途新構想に基づくDT21系台車が開発されたために少数の製造に留まった。
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