モハ43形をモハ64形に改造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/26 05:14 UTC 版)
「国鉄42系電車」の記事における「モハ43形をモハ64形に改造」の解説
モハ43形は1943年(昭和18年)、4扉化および40系との台車振替えによる低速化が計画され、試作車として43028に対して施工された。当初は、37両全車が対象とされ、モハ64形の同番となる計画であったが、1944年8月に43004 - 43017(14両)が3扉高速型のモハ51形(51088 - 51101)に変更され、43037, 43018 - 43036、43001 - 43003がモハ64形(64001 - 64023)とすることとされた。しかしながら、モハ51形化は施工車が全くないまま計画中止となり、モハ64形についても13両が施工されたにとどまった。なお、計画変更前に4扉化施工済みの車両については、計画変更にともなって改番が実施されている。また、改造の仕様については種車の窓割りを大きく変更し1000mm幅の扉を増設した車と、窓割りに大きな変更を加えず1100mm幅の扉を増設した車の2タイプがある。改造の施工は、すべて吹田工機部である。 64003 ← 43019 64007 ← 43023 64010 ← 43026 64011 ← 64027 ← 43027 64012 ← 64028 ← 43028 64013 ← 64029 ← 43029 64014 ← 43030 64015 ← 64031 ← 43031 64017 ← 64033 ← 43033 64018 ← 43034 64019 ← 64035 ← 43035 64020 ← 64036 ← 43036 64023 ← 43003
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