モノクラス制
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 00:48 UTC 版)
1969年5月10日、国鉄はモノクラス制に移行した。それまでの一等車はグリーン車、二等車は普通車となる。 それまでは等級に応じて分かれていた運賃、特急・急行料金などは、大手私鉄と同様に一本化され、グリーン車を利用する場合は普通車と同額の運賃にグリーン料金を追加した金額を払うこととなった。また、寝台車についても、1等寝台をA寝台、2等寝台をB寝台とし、それぞれ利用する寝台に相当する寝台券を運賃、列車種別によっては特急・急行料金等に加算する形で支払うようになった。 なお、モノクラス制が定着してからは、鉄道関係の雑誌・書籍等で「グリーン車を連結しない昼行特急」「A寝台を連結しない夜行特急」について「モノクラス」と呼ぶ例も存在する。
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