モザイク模様の研究
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 23:24 UTC 版)
「マウリッツ・エッシャー」の記事における「モザイク模様の研究」の解説
1937年にはベルギーに移り、1934年5月13日に2回目のアルハンブラ宮殿訪問をはたした。妻と共に宮殿の洗練された模様の膨大なスケッチをとり、ホテルで彩色している。旅行後は結晶学者であった兄のB.G.エッシャーから『結晶学時報』を読んでみるように勧められた。『結晶学時報』には繰り返し模様に関する論文が掲載されており、平面を同じ図形で埋める方法(平面充填)を研究した。特にジョージ・ポリアの論文には17種類にも及ぶ繰り返し模様の具体例が掲載されており、大きな刺激となった。1937年から平面の正則分割に関する「素人理論」に関するノートをまとめ始めた。1958年には愛好家に向けて『平面の正則分割』を発表、自分自身で纏め上げた理論を分かりやすく説明している。
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