ねじ式とは? わかりやすく解説

ねじ式

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/19 01:45 UTC 版)

ねじ式』(ねじしき)は、1968年6月10日に刊行された『月刊漫画ガロ』6月増刊号「つげ義春特集」にて掲載された、つげ義春による2色印刷の漫画作品[1]千葉県太海を旅行した経験が元になっているが、作風は前衛的でシュールである。短編の多いつげ義春の作品の中でも特に有名で、つげを代表する作品として作品集の表題作ともなっている。日本の漫画界だけにとどまらず、多くの分野に多大な影響を与えた。


  1. ^ つげ義春「ねじ式」『月刊漫画ガロ』第47巻6月増刊号、つげ義春特集、青林堂東京、1968年6月10日、3-25頁、2018年10月9日閲覧 
  2. ^ 権藤晋つげ義春 幻想紀行立風書房、1998年1月 ISBN 4-651-70077-2
  3. ^ 『精神衰弱』 - コトバンク
  4. ^ a b c d e f g つげ義春、権藤晋『つげ義春漫画術』 下巻、ワイズ出版、東京、1993年10月。ISBN 978-4-94-873519-4 
  5. ^ スペクテイター 第41号, p. 118.
  6. ^ a b スペクテイター 第41号.
  7. ^ a b アサヒグラフ』(朝日新聞社 1969年2月14日号“不条理”なマンガ家 つげ義春)
  8. ^ 『芸術新潮』(新潮社)2014年1月号
  9. ^ 高野慎三『つげ義春1968』(筑摩書房 2002年9月10日)
  10. ^ スペクテイター 第41号, p. 116.
  11. ^ つげ義春とぼく』(1977年6月 晶文社
  12. ^ 東京シティビュー公式サイト「ねじ式展」”. 2019年10月17日閲覧。
  13. ^ TECH+ インタビュー 村上隆「日本はアートに対して無知」 - 映画『めめめのくらげ』
  14. ^ 鴨川ビタミンウォーク ガイドブック「絵かきの里コース」
  15. ^ 高野慎三「テッテ的 - 一九六八年某月某日」『ユリイカ』1982年3月号、青土社、東京、1982年3月、142-147頁、ISSN 1342-56412018年10月9日閲覧 
  16. ^ 樋口和彦「夢分析とつげ義春」『ユリイカ』1982年3月号、青土社、東京、1982年3月、137-141頁、ISSN 1342-56412018年10月9日閲覧 
  17. ^ 福島章「つげ義春再論」『ユリイカ』1982年3月号、青土社、東京、1982年3月、126-129頁、ISSN 1342-56412018年10月9日閲覧 
  18. ^ 『書物の宇宙誌: 澁澤龍彦蔵書目録』375頁。
  19. ^ 押井守監督が語る「つげ義春」作品の魅力と本質”. Togetter (2019年11月8日). 2019年11月11日閲覧。
  20. ^ 『アックス』Vol.119 特集つげ義春(青林工藝舎 2017年10月31日発行)
  21. ^ 赤塚不二夫『ラディカル・ギャク・セッション』河出書房新社、1988年。






固有名詞の分類

このページでは「ウィキペディア」からねじ式を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書からねじ式を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書からねじ式を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ねじ式」の関連用語

ねじ式のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ねじ式のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのねじ式 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS