メッセージ配信
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/11 20:35 UTC 版)
「Amazon Simple Queue Service」の記事における「メッセージ配信」の解説
Amazon SQSは、少なくとも一度の配信を保証する。 メッセージは複数のサーバーに格納され、冗長性と可用性を確保している。 サーバーが利用できないときにメッセージが配信される場合、そのサーバーのキューから削除されず、再送信される可能性がある。 Amazon SQSは、受信者が送信者によって送信された順序でメッセージを受信することを保証していない。 メッセージの順序付けが重要な場合は、配信後に並べ替えを可能にするために、アプリケーション内で順序情報をメッセージ内に配置する必要がある。 メッセージはどのような種類のものでもよく、その中に含まれるデータは制限がない。 メッセージ本文は最初はサイズが8KBに制限されていたが、2010年7月1日に64KBに、2013年6月18日に256KBに引き上げられた。 サイズが大きいメッセージの場合、ユーザーはこの制限を回避するためのいくつかの選択肢が存在する。 大きなメッセージは、別々に送信される複数のセグメントに分割することも、SQSメッセージで送信されるデータへのポインタだけを使用してAmazon Simple Storage Service (Amazon S3) またはAmazon DynamoDBを使用してメッセージデータを格納することもできる。 Amazonはこの目的のために拡張クライアントライブラリを提供している、 このサービスは、無制限のキューとメッセージトラフィックの両方をサポートしている。
※この「メッセージ配信」の解説は、「Amazon Simple Queue Service」の解説の一部です。
「メッセージ配信」を含む「Amazon Simple Queue Service」の記事については、「Amazon Simple Queue Service」の概要を参照ください。
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