メッセージ送信
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/02 08:13 UTC 版)
「Objective-C」の記事における「メッセージ送信」の解説
C++とは異なり、オブジェクトのメソッド呼びだしにはSmalltalkのメッセージ式を模した新たな構文が導入されている。Objecitve-Cではこれをメッセージ式と呼び、メソッド呼びだしはメッセージ送信と呼ぶ。メッセージ送信は実行時のメッセージパッシングであり、その時渡されるメッセージ値をセレクタという。特徴的なのはSmalltalk同様キーワード引数形式をとることで、セレクタ名と引数値が交互に並んだ形態になる。なおSmalltalkにはあるカスケード式(一つのオブジェクトに続けてメッセージを送る)はない。 // メッセージの送信// 単項メッセージ[receiver msg];// 引数付きメッセージ。この場合「msg:with:」でセレクタ一つval = [receiver msg: arg1 with: arg2];// メッセージの入れ子val = [obj1 msg: [obj2 msg]];
※この「メッセージ送信」の解説は、「Objective-C」の解説の一部です。
「メッセージ送信」を含む「Objective-C」の記事については、「Objective-C」の概要を参照ください。
- メッセージ送信のページへのリンク