ミクーリン AM-35とは? わかりやすく解説

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ミクーリン AM-35

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/20 07:35 UTC 版)

ミクーリン AM-35

ミクーリン AM-35ロシア語Микулин АМ-35)は第二次世界大戦期にソビエト連邦で生産された液冷V型12気筒航空用エンジンである。ソ連初の液冷航空用エンジンAM-34の改良型で、ミクーリン設計局M-17としてライセンス生産を行っていたドイツのBMW VIが設計の起源となっている。AM-35の生産は1940年に始まり、MiG-1MiG-3戦闘機・Pe-8爆撃機に搭載された。

Il-2対地攻撃機で使用されたAM-38エンジンは当エンジンの改良型に当たる。

主要諸元

AM-35A

  • タイプ:液冷V型12気筒
  • ボア×ストローク:160mm×190mm
  • 排気量:46.66L
  • 全長:2,402mm
  • 全幅:866mm
  • 全高:1,089mm
  • 乾燥重量:830 kg
  • 圧縮比:7.0
  • 過給機:遠心式スーパーチャージャー1段2速(アフタークーラー付)
  • 出力
    • 1350HP / 2,050RPM
  • 比出力:28.9HP/L
  • 出力重量比:1.63HP/kg
  • 燃費:0.46kg/km(計算値)0.38kg/km(実測値)

搭載機

ソビエト連邦

関連項目




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