ミキ1形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/04 05:28 UTC 版)
「国鉄6600形蒸気機関車」の記事における「ミキ1形」の解説
1925年(大正14年)4月下旬に廃車された車両のうち8両分の炭水車を2両ずつ一組にして、30 t積水運車に改造されオミ310形(オミ310 - オミ313)と定められたが、1928年(昭和3年)5月の車両称号規程改正にてミキ1形(ミキ1 - ミキ4)に改番された。 オミ310形の落成当時の水運車の積載荷重は大半が10 t積みであり、本形式は最大積載荷重形式でありその後も本形式を上回る形式は存在していない。例えば8620形蒸気機関車炭水車水量は約13 tのため2両分を本形式車1両で満水にできる量である。改造工事は小倉工場にて行われ落成後全車門司鉄道局へ配属された。1953年(昭和28年)10月3日に最後まで在籍したミキ3が廃車となり同時に形式消滅となった。
※この「ミキ1形」の解説は、「国鉄6600形蒸気機関車」の解説の一部です。
「ミキ1形」を含む「国鉄6600形蒸気機関車」の記事については、「国鉄6600形蒸気機関車」の概要を参照ください。
- ミキ1形のページへのリンク