マーチングの用語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/28 06:26 UTC 版)
「マーチングバンド」の記事における「マーチングの用語」の解説
マーチングバンドで使われている用語だが、同じことを指していても各団体で言葉が違うものも多い。したがってここに記した用語がどのマーチングバンドでも使われているわけではない。 ドリル 隊列を組み、歩きながら演奏、演技すること。軍隊での基礎的動作の反復訓練から、この名称で呼ばれるようになった。日本では今日でもマーチングバンドの演技をドリルと称するが、アメリカなどでは機械的な正確さのみが演技の主眼ではないことから、「マーチング・ショー」などの呼び方が一般的になっている。なお、パレードはドリルとは呼ばない。 コール マーチングバンドにおける、さまざまな号令のこと。ボイスエレメントとも呼ぶ。 テンハット コールのひとつで、「Corps, Ten Hut!」などの号令でメンバーは「気をつけ」の姿勢になる。Attentionの音便。(アクセントの前の母音は強く発音されると省かれるため、「ア」は発音されない。また、「ハッ」も「ション」が変化した動令で、それ自体に意味はない。)号令がかかったらすぐテンハットの姿勢にならなければならず、号令を解く合図が出るまでは基本的に何があってもその姿勢から動いてはいけない。 パレードレスト コールのひとつ。「Corps, Parade Rest!」などの号令があったらメンバーは「休め」の姿勢になる。演技の前や後、整列して待機する際などにこの姿勢になることが多い。 ホーンズアップ コールのひとつ。「Corps,Horns Up!」などの号令があったらメンバーは楽器を構えた姿勢になる。演技の前などに号令をかけられる。
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