マーシャル諸島での活動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/24 01:00 UTC 版)
「ヴェスタル (給炭艦)」の記事における「マーシャル諸島での活動」の解説
1944年1月30日にマキン島へ向かったヴェスタルだったが、その途上で行き先はマーシャル諸島へ変更され2月3日にマジュロ環礁へ到着した。そこでは、戦艦インディアナ(USS Indiana, BB-58)との衝突事故で前部に大きな損傷を負った戦艦ワシントン(USS Washington, BB-56)がいた。応急修理作業に30日間はかかると見積もられていたにもかかわらず、24時間体制で修理を行ったヴェスタルの作業隊はわずか10日間で完了させた。その後、ワシントンは本格的な修理を受けるために真珠湾へ旅立った。 ヴェスタルは自らの修理、特にエバポレーターの交換が必要だったため、マジュロを出て真珠湾経由でメア・アイランド海軍造船所へ向かった。修理に合わせて、ヴェスタルには新装備の追加、変更、全体的なオーバーホールそして斑状の迷彩塗装が施された。ヴェスタルは9月8日にメア・アイランドを出航、カロリン諸島へ向かう。ヴェスタルは真珠湾とエニウェトク環礁を経由して1944年10月15日にウルシー環礁に到着したが、エニウェトク環礁からはコンクリート船クロマイト(Chromite)と海軍の弾薬バージYF-254の曳航も行っている。
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