マルケッルスの戦役(前152年)
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「ヌマンティア戦争」の記事における「マルケッルスの戦役(前152年)」の解説
翌前152年に、ローマの指揮官はマルクス・クラウディウス・マルケッルスに交代した。マルケッルスは、ケルティベリア軍の待ち伏せ攻撃を退け、オキリス攻囲の陣を張った。オキリスは戦闘が始まる前に降伏した。 オキリスの寛容な扱いを聞いたネルゴブリゲ人は、マルケッルスに和議を申し入れたが、交渉中に一部のネルゴブリゲ人がローマ軍の補給隊を襲撃した。マルケッルスは和平派のネルゴブリゲ人を捕らえて鎖につないだ。和平派は事件について釈明したが、マルケッルスのもとには、ローマに忠実な部族がおり、彼らはネルゴブリゲ人と争っていたため、和平を望まなかった。マルケッルスは両派のヒスパニア人使節をローマに送った。ローマの元老院は戦争継続を決定した。 司令官交代までの間に、マルケッルスはヌマンティア近郊まで進軍して、ケルティベリア人と講和した。
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