マリリン・マンソンとキリスト教
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 15:15 UTC 版)
「マリリン・マンソン」の記事における「マリリン・マンソンとキリスト教」の解説
マンソンには常に反キリスト的(つまり悪魔的)イメージが付きまとう。反キリスト教イメージを持つアーティストは少なからず存在するが、ここまでそのイメージが定着しているアーティストは少ない。それを決定付けたのが、セカンドアルバム『アンチクライスト・スーパースター』の発表である。これ以後マンソンは「アンチクライスト・スーパースター」という別名で呼ばれるようになった。しかしマンソン自身は、単なるキリスト教批判ではないと主張している。「ディスポーザブル・ティーンズ」という楽曲の中で「俺は本当の神を憎んだことは一度もないが、人々が信じる神は大嫌いだ」と歌っているのはその一例である。 『Holy Wood : In the Shadow of the Valley of Death』の発表や、その後の「Guns, God, Government Tour」では政府、銃問題に加え、アメリカに蔓延する狂信的なキリスト教原理主義に対する反抗をテーマとした。マンソン自身、高校生の頃にダーウィンやニーチェ、フロイトを読んでいたことも影響している。とりわけニーチェの著作「反キリスト者」(1889年)から受けた影響は大きい。 その主張と行動は常に賛否両論を巻き起こすが、問題を提起し、議論を促していることは確かである。
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