マフムード (ジョチ家)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/11/02 07:58 UTC 版)
| マフムード محمود |
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| 大オルダの第2代ハン | |
| 在位 | 1459年 - 1465年 |
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| 出生 | 不明 |
| 死去 | 1465年 |
| 子女 | カースィム1世 (アストラハン・ハン) |
| 家名 | トカ・テムル家 |
| 父親 | クチュク・ムハンマド |
| 宗教 | イスラム教 |
マフムード(ペルシア語: محمود Maḥmūd、1459年以前 - 1460年代/1470年代没)は、ジョチ・ウルス最後の政権である大オルダのハン(在位:1459年 - 1465年)。大オルダのハンであるクチュク・ムハンマドの息子[1]。
生涯
ロシアの年代記には記載されず、アストラハンで鋳造した硬貨にも「ティムール・ハンの息子であるムハンマド・ハンの息子であるマフムード・ハン」と記されているだけで鋳造年がなかったという[1]。
1465年、弟のアフマド・ハンに反乱を起こされ、権力を奪取された。
後に息子のカーシム・ハン1世[2]がアストラハン・ハン国を建国した。
系図
ジョチから大オルダまでの系図
脚注
注釈
出典
- ^ a b Howorth 1880, p. 305.
- ^ Howorth 1880, p. 350.
参考文献
- Howorth, Henry Hoyle (1880) (英語). History of the Mongols, from the 9th to the 19th Century, Part II, Division I. London: Longman, Greens, and Co.. p. 305
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