シブヤ精機とは? わかりやすく解説

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シブヤ精機

(マキ製作所 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/26 08:18 UTC 版)

シブヤ精機株式会社
Shizuoka Shibuya Seiki Co., Ltd
種類 株式会社
本社所在地 日本
435-0042
本店所在地 920-8681
石川県金沢市大豆田本町甲58番地
設立 2008年2月15日
(創業1957年2月2日
業種 機械
法人番号 9220001015149
事業内容 青果物選果施設の設計作製
代表者 代表取締役社長 渡邉英勝
資本金 4億5,000万円
従業員数 250人
決算期 6月30日
主要株主 澁谷工業 100%
外部リンク www.shibuya-sss.co.jp
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シブヤ精機株式会社(シブヤせいき)は、石川県金沢市に本店を置き、浜松市中央区愛媛県松山市に本社を置く企業。旧社名は株式会社マキ製作所

青果物選果施設最大手でシェアは5割強を誇る。全農指定メーカー。

概要

創業以来、青果物(果実・野菜)の選果・選別プラント施設の製造を手がけていた。

農林中金グループなどの出資を得て、業績は拡大。1995年3月期には年間売上高193億円に到達した。1995年4月に株式を店頭公開、2004年12月にはジャスダックに上場。

しかし、主力であった青果物の選果・選別プラント施設の国内需要が落ち込み、業績もピーク時の半分近くの106億円に到り、苦しい経営状態となった。

さらに粉飾決算の疑いが発生。経営の抜本的見直しを図るため、農林中央金庫から2007年4月に専務、2007年6月28日の総会で社長に就任したばかりの新経営陣で、財務体質の検証作業を進めた。その結果、44億円分の不良在庫やその他の損失が判明。また、2007年8月時点で約23億円の債務超過が判明したため、自力再建を断念し、2007年9月27日静岡地方裁判所浜松支部へ民事再生手続開始を申し立て、保全命令を受けた。

負債は2007年8月末時点で約123億円。

沿革

  • 1957年昭和32年)2月 - 重量選別機の研究製作を目的として、槇農研工業株式会社を資本金80万円で創立。
  • 1961年(昭和36年)2月 - 株式会社マキ製作所に商号変更。
  • 1966年(昭和41年)12月 - 現在地に本店を移転。
  • 1982年(昭和57年)10月 - 画像解析による等階級自動選別システムを発売。
  • 1987年(昭和62年)10月 - カラーセンサーによる等階級自動選別システムを発売。
  • 1995年平成7年)4月 - 日本証券業協会に店頭登録銘柄として登録(証券コード6304)。
  • 2004年(平成16年)12月 - ジャスダックに株式を上場。
  • 2007年(平成19年)9月 - 民事再生法の適用を申請。
  • 2008年(平成20年)4月 - 全事業を澁谷工業が設立した静岡シブヤ精機株式会社に譲渡。
  • 2011年(平成23年)4月 - エスアイ精工株式会社と合併、社名をシブヤ精機株式会社に変更。浜松本社と松山本社の2本社制とする。

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