マイケル・ハリス2世とは？わかりやすく解説

マイケル・ハリス2世
*Michael Harris II*
アトランタ・ブレーブス #23
	2022年8月5日
基本情報
国籍	アメリカ合衆国
出身地	ジョージア州ディカーブ郡
生年月日	2001年3月7日（23歳）
身長; 体重	6' 0" ＝約182.9 cm; 195 lb ＝約88.5 kg
選手情報
投球・打席	左投左打
ポジション	外野手
プロ入り	2019年 MLBドラフト3巡目
初出場	2022年5月28日
年俸	$5,000,000（2023年）
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
	ストックブリッジ高等学校（英語版）; アトランタ・ブレーブス (2022 - );
	この表について

マイケル・マシオン・ハリス2世（Michael Machion Harris II, 2001年 3月7日 - ）は、アメリカ合衆国ジョージア州ディカーブ郡出身のプロ野球選手（外野手）。左投左打。MLBのアトランタ・ブレーブス所属。

経歴

2019年のMLBドラフト3巡目（全体98位）でアトランタ・ブレーブスから指名されプロ入り^[2]。傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ブレーブス（英語版）でプロデビューした。シーズン途中にA級ローム・ブレーブス（英語版）へ昇格^[3]。2チーム合計で53試合に出場して打率.278、2本塁打、27打点の成績を記録した^[3]。

2020年は新型コロナウイルスの影響でマイナーリーグのシーズンが中止となり^[4]、公式戦への出場はなかった^[3]。

2021年はA+級ロームで101試合に出場して打率.294、7本塁打、64打点の成績を記録^[3]。シーズン途中にはオールスター・フューチャーズゲームに選出された^[5]。

2022年はAA級ミシシッピ・ブレーブスで開幕を迎えた。5月28日にAAA級を経ずにメジャーへ昇格し、同日のマイアミ・マーリンズ戦に「9番・中堅手」で先発出場してメジャーデビューを果たした^[6]。1年目から主力として活躍し、シーズン途中の8月16日にブレーブスと8年総額7200万ドルの契約延長に合意した^[7]。オフの11月14日に全米野球記者協会（BBWAA）から1位票が22、2位票が8、計148ポイントで最優秀新人選手賞を受賞した^[8]。球団史上9人目^[8]、ナ・リーグの中堅手が受賞するのも2012年のブライス・ハーパー以来9人目の受賞だった^[8]。また、2位にはチームメイトのスペンサー・ストライダーがランクインしており、1位と2位が同一球団だったのは同じく2011年のアトランタ・ブレーブスのクレイグ・キンブレルとフレディ・フリーマン以来4組目だった^[8]。ア・リーグの受賞者であるフリオ・ロドリゲスも中堅手であり、両リーグの中堅手が揃って新人王を受賞するのは2012年のハーパーとマイク・トラウト以来2組目だった^[8]。そのロドリゲスと共に新人王を受賞したことにより、同年のシーズン開幕前の3月にMLBとMLB選手会で合意された新しい統一労使協約に盛り込まれた特別ボーナス制度により、75万ドルのボーナスを取得した^[9]。

選手としての特徴

強肩強打の外野手で打球速度も速い。将来は30本塁打、30盗塁も狙えるとされている^[10]。

詳細情報

年度別打撃成績

年度	球団	試合	打席	打数	得点	安打	二塁打	三塁打	本塁打	塁打	打点	盗塁	盗塁死	犠打	犠飛	四球	敬遠	死球	三振	併殺打	打率	出塁率	長打率	O P S
2022	ATL	114	441	414	75	123	27	3	19	213	64	20	2	1	0	21	0	5	107	7	.297	.339	.514	.853
2023		138	539	505	76	148	33	3	18	241	57	20	4	1	3	25	1	5	101	8	.293	.331	.477	.808
2024		110	470	440	58	116	14	3	16	184	48	10	6	0	3	23	1	4	94	6	.264	.304	.418	.722
MLB：3年		362	1450	1359	209	387	74	9	53	638	169	50	12	2	6	69	2	14	302	21	.285	.325	.469	.794

2024年度シーズン終了時

MLBポストシーズン打撃成績

年度	球団	シリ｜ズ	試合	打席	打数	得点	安打	二塁打	本塁打	塁打	打点	盗塁	盗塁死	三振	打率	出塁率	長打率	O P S
2022	ATL	NLDS	4	14	14	0	1	0	0	0	1	1	1	2	.071	.071	.071	.143
2023		NLDS	4	13	13	0	0	0	0	0	0	0	0	3	.000	.000	.000	.000
2024		NLWC	2	8	8	2	5	1	1	9	2	0	0	1	.625	.625	1.125	1.750
出場：3回			10	35	35	2	6	1	1	9	3	1	1	6	.171	.171	.286	.457

2024年度シーズン終了時

年度別守備成績

年度	球団	中堅（CF）
年度	球団	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率
2022	ATL	114	252	3	2	0	.992
2023		138	306	8	2	2	.994
2024		110	232	1	2	0	.991
MLB		362	790	12	6	2	.993

2024年度シーズン終了時

表彰

MLB

新人王（2022年）

記録

MiLB

オールスター・フューチャーズゲーム選出：1回（2021年）

背番号

23（2022年 - ）

脚注

^ “Michael Harris Contract Details, Salaries, & Earnings” (英語). Spotrac. 2023年1月23日閲覧。
^ dgoodman@henryherald.com, Darius Goodman. “Stockbridge High's Michael Harris drafted by Atlanta in the third round” (英語). Henry Herald. 2022年1月29日閲覧。
^ ^a ^b ^c ^d MLB公式プロフィール参照
^ “2020 Minor League Baseball Season Shelved”. MiLB.com (June 30, 2020). July 1, 2020閲覧。
^ “Michael Harris II in 2021 Futures Game”. www.mlb.com. 2022年1月29日閲覧。
^ “Michael Harris II called up by Braves”. www.mlb.com. 2022年5月29日閲覧。
^ “Braves Sign Michael Harris To Eight-Year Extension” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年11月21日閲覧。
^ ^a ^b ^c ^d ^e “Braves outfielder Michael Harris II wins battle of teammates for NL Jackie Robinson Rookie of the Year” (英語). BBWAA – Baseball Writers' Association of America (November 14, 2022). November 15, 2022閲覧。
^ 菊地慶剛 (November 15, 2022). “新人王受賞者にMLBから75万ドルを支給！今季から導入された特別ボーナス制度の中身”. November 16, 2022閲覧。
^ 「2022 - 2026 全30球団未来予想図アトランタ・ブレーブス」『隔月刊スラッガー』2022年3月号日本スポーツ企画出版社 46頁

外部リンク

選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、Baseball-Reference (Register)
Michael Harris II (@MoneyyyMikeee) - X（旧Twitter）
Michael Harris II (@mike.harris24) - Instagram

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[1] “Michael Harris Contract Details, Salaries, & Earnings” (英語). Spotrac. 2023年1月23日閲覧。

[2] @henryherald.com, Darius Goodman. “Stockbridge High's Michael Harris drafted by Atlanta in the third round” (英語). Henry Herald. 2022年1月29日閲覧。

[MLBstats-3] MLB公式プロフィール参照

[4] “2020 Minor League Baseball Season Shelved”. MiLB.com (June 30, 2020). July 1, 2020閲覧。

[5] “Michael Harris II in 2021 Futures Game”. www.mlb.com. 2022年1月29日閲覧。

[6] “Michael Harris II called up by Braves”. www.mlb.com. 2022年5月29日閲覧。

[7] “Braves Sign Michael Harris To Eight-Year Extension” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年11月21日閲覧。

[新人王-8] “Braves outfielder Michael Harris II wins battle of teammates for NL Jackie Robinson Rookie of the Year” (英語). BBWAA – Baseball Writers' Association of America (November 14, 2022). November 15, 2022閲覧。

[9] 菊地慶剛 (November 15, 2022). “新人王受賞者にMLBから75万ドルを支給！今季から導入された特別ボーナス制度の中身”. November 16, 2022閲覧。

[10] 「2022 - 2026 全30球団未来予想図アトランタ・ブレーブス」『隔月刊スラッガー』2022年3月号日本スポーツ企画出版社 46頁

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表話編歴アトランタ・ブレーブスロースター
投手	36 イアン・アンダーソン 59 ジョン・ブレッビア 49 アーロン・バマー 60 ジェシー・チャベス 46 ディラン・ドッド 55 ブライス・エルダー 54 マックス・フリード 62 デイスベル・ヘルナンデス 66 グラント・ホームズ（英語版） 26 ライセル・イグレシアス 22 ルーク・ジャクソン 77 ジョー・ヒメネス 38 ピアース・ジョンソン 58 レイ・カー（故障者リスト） 52 ディラン・リー 40 レイナルド・ロペス 33 A.J.ミンター（故障者リスト） 50 チャーリー・モートン -- アンヘル・ペルドモ（故障者リスト） 51 クリス・セール 56 スペンサー・シュウェレンバック 32 AJ・スミス＝ショウバー 99 スペンサー・ストライダー（故障者リスト） 30 ハーストン・ウォルドレップ（故障者リスト） 72 アラン・ワイナンス 19 ワスカル・イノア（故障者リスト）
捕手	16 トラビス・ダーノー 12 ショーン・マーフィー 45 チャドウィック・トロンプ
内野手	1 オジー・アルビーズ 17 ナチョ・アルバレス・ジュニア（英語版） 11 オーランド・アルシア 8 キャバン・ビジオ 28 マット・オルソン 27 オースティン・ライリー 9 ジオ・ウルシェラ
外野手	13 ロナルド・アクーニャ・ジュニア（故障者リスト） 14 アダム・デュバル 23 マイケル・ハリス2世 24 ジャレッド・ケルニック 18 ラモン・ラウレアーノ 15 ウィット・メリフィールド 36 イーライ・ホワイト 65 ルーク・ウィリアムズ（英語版）
指名打者	20 マーセル・オズナ 2 ホルヘ・ソレア
監督・コーチ	43 ブライアン・スニッカー（監督） 4 ウォルト・ワイス（ベンチコーチ） 34 ケビン・サイツァー（打撃コーチ） 70 ボビー・マガヤネス（英語版）（打撃コーチ補佐） 10 チッパー・ジョーンズ（打撃コンサルタント） 39 リック・クラニッツ（英語版）（投手コーチ） 88 トム・グッドウィン（一塁コーチ） 89 マット・トゥイアソソーポ（三塁コーチ） 85 エリック・アブレイユ（ブルペンコーチ） 57 サル・ファサーノ（英語版）（捕手コーチ） 95 エディ・ペレス（コーチ） 97 ジミー・レオ（ブルペン捕手） 99 ホセ・イェペス（ブルペン捕手） 98 トマス・ペレス（打撃投手）
公式サイト（英語）より　40人ロースター　監督・コーチ一覧　2024年10月1日更新

表話編歴ナショナルリーグ新人王
1940年代	47 ジャッキー・ロビンソン 48 アルヴィン・ダーク 49 ドン・ニューカム
1950年代	50 サム・ジェスロー（英語版） 51 ウィリー・メイズ 52 ジョー・ブラック 53 ジム・ギリアム 54 ウォーリー・ムーン 55 ビル・バードン（英語版） 56 フランク・ロビンソン 57 ジャック・サンフォード（英語版） 58 オーランド・セペダ 59 ウィリー・マッコビー
1960年代	60 フランク・ハワード 61 ビリー・ウィリアムズ 62 ケン・ハブス 63 ピート・ローズ 64 ディック・アレン 65 ジム・ラフィーバー 66 トミー・ヘルムズ（英語版） 67 トム・シーバー 68 ジョニー・ベンチ 69 テッド・サイズモア（英語版）
1970年代	70 カール・モートン（英語版） 71 アール・ウィリアムズ 72 ジョン・マトラック 73 ゲイリー・マシューズ 74 ベイク・マクブライド 75 ジョン・モンテフュスコ（英語版） 76 ブッチ・メッツガー（英語版）、パット・ザクリー 77 アンドレ・ドーソン 78 ボブ・ホーナー 79 リック・サトクリフ
1980年代	80 スティーヴ・ハウ 81 フェルナンド・バレンズエラ 82 スティーブ・サックス 83 ダリル・ストロベリー 84 ドワイト・グッデン 85 ビンス・コールマン 86 トッド・ウォーレル 87 ベニート・サンティアゴ 88 クリス・セイボー 89 ジェローム・ウォルトン
1990年代	90 デビッド・ジャスティス 91 ジェフ・バグウェル 92 エリック・キャロス 93 マイク・ピアッツァ 94 ラウル・モンデシー 95 野茂英雄 96 トッド・ホランズワース 97 スコット・ローレン 98 ケリー・ウッド 99 スコット・ウィリアムソン
2000年代	00 ラファエル・ファーカル 01 アルバート・プホルス 02 ジェイソン・ジェニングス 03 ドントレル・ウィリス 04 ジェイソン・ベイ 05 ライアン・ハワード 06 ハンリー・ラミレス 07 ライアン・ブラウン 08 ジオバニー・ソト 09 クリス・コグラン
2010年代	10 バスター・ポージー 11 クレイグ・キンブレル 12 ブライス・ハーパー 13 ホセ・フェルナンデス 14 ジェイコブ・デグロム 15 クリス・ブライアント 16 コーリー・シーガー 17 コディ・ベリンジャー 18 ロナルド・アクーニャ・ジュニア 19 ピート・アロンソ
2020年代	20 デビン・ウィリアムズ 21 ジョナサン・インディア 22 マイケル・ハリス2世 23 コービン・キャロル

マイケル・ハリス2世とは？わかりやすく解説

マイケル・ハリス2世

経歴

選手としての特徴