マイクロ比抵抗検層
【英】: microresistivity logging
同義語: プロキシミティー検層
マイクロ比抵抗検層は坑井内の坑壁のごく近い部分の地層の電気比抵抗を測定する電気検層種目である。通常、掘削泥水の圧力は地層圧力よりも高く保たれるため、泥水ろ過水(mud filtrate)が地層に浸入する。このため本来の地層抵抗値と異なる値をとるが、この違いは地層内の孔隙{こうげき}部分の流体が一部泥水ろ過水に置換されたために起きる。この検層は置換される地層部分の抵抗値を測定するものであることから、この検層を行うことで置換される地層流体の量を定量的に評価することができる。置換される流体が油である場合、動き得る油であることであり、理論的に孔げきから取り出せる油量ということである。この検層は同時に、地層の浸透率の定性的評価、坑径の測定なども行うことができる。 |

プロキシミティー検層

マイクロ比抵抗検層 Microresistivity Log
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