比抵抗検層
【英】: resistivity logging
比抵抗検層は、通常導電性のある液体(泥水)で満たされた坑井内で、地層に一定電流を流すことによって地層の比抵抗を測定する検層をいう。 比抵抗検層にはノルマル検層、インダクション検層、ラテロ検層、マイクロ比抵抗検層がある。これらは測定方式、坑壁からの探査深度が異なり、地層の真の比抵抗、泥水の影響を受けた地層の比抵抗、薄層の検出など、それぞれの目的に応じて使い分けている。地層の真の比抵抗を測定するのに適した探査深度の深いものには、インダクション検層(ILd)、ラテロ検層のラテロログ-7、デュアルラテロ検層のラテロディープ(LLd)などがある。また泥水の浸入によって地層水が置換された部分(invaded zone)の比抵抗を測定するのに適した探査深度の浅いものには、各種のマイクロ比抵抗検層、デュアルラテロ検層のラテロシャロー(LLs)、ラテロ検層の中のラテロログー8*(LL-8)、スフェリカリーフォーカスド*検層などがある(* 印のついた検層方法は、いずれもシュルンベルジェ社の商品名)。 |

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