ポール・ジャクソン (ベーシスト)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/05 02:54 UTC 版)
| ポール・ジャクソン Paul Jackson |
|
|---|---|
| 出生名 | Paul J. Jackson |
| 生誕 | 1947年3月28日 |
| 出身地 | |
| 死没 | 2021年3月18日(73歳没) |
| ジャンル | ジャズ、ジャズ・ファンク、フュージョン、ファンク |
| 職業 | ベーシスト |
| 担当楽器 | ベース |
| 共同作業者 | ザ・ヘッドハンターズ、アステカ、サンタナ、Char |
| 公式サイト | www |
ポール・ジャクソン(Paul Jackson、1947年3月28日 - 2021年3月18日[1])は、アメリカのベーシスト。ギタリストのポール・ジャクソン・ジュニアと混同されることが多いが、血縁関係その他はない。
略歴
カリフォルニア州オークランド生まれ。16歳からジャズ・ベーシストとしての活動を始める。1967年に徴兵された際、陸軍音楽隊員のファゴット奏者としてヨーロッパで活動した経験を持つ。ハービー・ハンコックのバックとしても活動し、1973年のアルバム『ヘッド・ハンターズ』にも参加。後に他のメンバーとともにザ・ヘッドハンターズを結成している。
日本人女性との結婚を機に1985年に日本に移住。「Jazz for Kids」と銘打って全国の学校を回り、ブルースやジャズなどの黒人音楽を紹介する活動を行なった。
1998年にはザ・ヘッドハンターズの再結成に参加、2001年からは兵庫県芦屋市に在住し、関西を拠点として音楽活動を行なっている。2000年に24歳で夭折したラッパーのA-TWICE(ラフラ・ジャクソン)は息子。
2021年3月18日17時40分、敗血症性ショックのため千葉県市川市内の病院で死去[1]。73歳没。
使用楽器
1970年代はフェンダー社製のテレキャスターベースを愛用。後年はESP社製のオリジナル・モデルを使用。力強いピッキングが演奏特徴であり、演奏中に弦が切れることもしばしば。
ディスコグラフィ
リーダー・アルバム
- 『ブラック・オクトパス』 - Black Octopus (1978年、Eastworld)
- 『ポール・ジャクソンズ・ジャズ・フォー・キッズ』 - Paul Jackson's Jazz For Kids (1988年、Eastworld)
- 『ザ・ファンク・ストップス・ヒア』 - The Funk Stops Here (1992年、Tiptoe) ※with マイク・クラーク
- Conjunction (2001年、Buckyball) ※with マイク・クラーク
- Funk on a Stick (2005年、Back Door)
- 『グルーヴ・オア・ダイ』 - Groove or Die (2014年、Whirlwind)
出典
- ^ a b c d “米ベース奏者のポール・ジャクソン氏が死去、73歳 敗血症性ショックで”. サンケイスポーツ. 産経デジタル. (2021年3月19日) 2021年3月19日閲覧。
外部リンク
- ポール・ジャクソン_(ベーシスト)のページへのリンク