ポリオやその他感染症の撲滅計画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 17:57 UTC 版)
「世界保健機関」の記事における「ポリオやその他感染症の撲滅計画」の解説
天然痘を撲滅したWHOが次に撲滅の目標に定めたのは急性灰白髄炎(ポリオ)だった。1988年には「世界ポリオ撲滅計画(Global Polio Eradication Initiative)」が開始され、2000年までのポリオ撲滅が謳われた。しかしその後計画は難航し、2018年6月現在、いまだパキスタン、アフガニスタン、ナイジェリア、コンゴ民主共和国の4か国においてポリオ患者が発生している状態となっている。さらに2018年にはパプアニューギニアでアウトブレイクが起こりプロジェクトが実施されている。このほか、1995年には「アフリカ・オンコセルカ症対策計画(African Programme for Onchocerciasis Control)」が開始され、オンコセルカ症(河川盲目症)の撲滅が進められている。
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