ホース格納箱
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/26 21:06 UTC 版)
常設消防機関の到着が遅れる様な場所で、消火栓直結で有効な放水の可能な消火栓にあっては消火栓付近にホース格納箱が設置される場合がある。住民の使う物であるから、設置されている場所ではその使い方を訓練等で知っておく必要がある。但し、消防署や消防団の消防隊が到着した後は、消防法第6章(第24条から第30条の2)の規定に基づき、その指示の元に運用せねばならない。これらは基本的には65mm口径の通常の消火栓を使用する場合が殆どであるが、僻地、住宅密集地その他特別な場合、50mmないし40mmの小口径の自衛専用の消火栓を設置する場合もある。また、65mmの標準サイズの消火栓にホース格納箱を設置する場合でも、65mmのホースは大口径のために取り回しに多大の労力を要することから、媒介金具を準備し50mmないし40mmの小口径のホースを用いる場合も最近増えている。 ホース格納箱 ホース格納箱の内部
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