ペルティエ素子とは? わかりやすく解説

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ペルティエ‐そし【ペルティエ素子】

読み方:ぺるてぃえそし

Peltier deviceペルティエ効果による冷却作用をもつ電子部品の一。主にパソコンCPU冷却利用されるヒートポンプなどの熱力学的な冷却比べて電力効率が低いが、駆動部分がないため騒音振動発せず、また小型化が容易という特長がある。


ペルティエ素子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/30 02:24 UTC 版)

ペルティエ素子
ペルティエ素子の型番説明。Thermoelectric、サイズ(S:スモールサイズ、C:標準サイズ)、ステージ数(何段重なっているか)‐ 3桁のカップル数(何対のPN接合があるか)、2桁の表示は最大電流、最後のT3桁は使用最大温度[1]

ペルティエ素子(ペルティエそし、: Peltier device)とは、ペルティエ効果を応用した熱電素子(電子部品)である[2]。電力を消費して熱を移動させる機能を持ち、冷却装置に使用される。

サーモ・モジュールペルチエ素子ペルチェ素子と表記することもある。名前の由来は、その原理を発見した物理学者ジャン=シャルル・ペルティエにちなむ。

ヒートポンプと同様に、移動された熱は素子の放熱側にて、ヒートシンクや排熱ファンなど別の放熱機構を併用することで外気などへ熱を捨てる必要がある。

原理

ペルティエ素子の構造例。上下の放熱板の間に、金属電極とp型およびn型半導体がπの字型に交互に連結されている。

2種類の金属の接合部に電流を流すと、片方の金属からもう片方へが移動するというペルティエ効果を利用した板状の半導体素子。直流電流を流すと、一方の面が吸熱し、反対面に発熱が起こる。電流の極性を逆転させるとその関係が反転する。

吸熱量Qcは次式で表される[3]

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