ペナルティーファール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 17:28 UTC 版)
ペナルティーファールは、その反則がなければ得点がされたと予想されるファールが起きた際に判定される。レフェリーは「ピッピーッ」と2回笛を吹き、5本指を開きファールを知らせる。 自陣のペナルティーライン以内において、相手の得点となりそうな攻撃を反則によって阻止する行為。 自陣のペナルティーライン以内において、相手競技者のパス・シュートを両手でブロックする行為(結果的にブロックできなくても、そのような行為すべて含まれる)。 退水競技者が故意に競技を妨害すること。 ゴールを沈めて、相手のシュートを防ぐ行為。 ボールを保有していないチームの監督がタイム・アウトを要求したり、チーム役員が得点を防ぐ目的の行為をした場合。 ボールを保有していないチームの退水競技者が、不正な入水をする行為(不正な入水をしたプレーヤーは再度退水させられ、相手側にペナルティースローが与えられる) 。 ペナルティーファール判定を受けた競技者は退水にはならないが、パーソナルファールが記録される。また、ペナルティーファールを誘発したチームには「ペナルティースロー」が与えられる。ペナルティースローとは、チームの誰か1人の競技者がゴールから5mの位置でボールを保持し、レフェリーの合図により動きを止めることなくシュートをすることである。その際、GKはゴールライン上の位置でそのシュートを阻止してもよい(前に出てきてはならない)。 防御側GKがゴールライン上に正しく位置するようレフェリーに命ぜられても従わない時、GKのエクスクルージョンファールとなる。 ペナルティースローを規定された以外の方法で行うと、オフェンスのオーディナリーファールがとられる。 ペナルティースローの妨害をするとその選手は、即「永退」となる。 次の場合は、反則競技者は「永退」となり、その上相手チームにペナルティースローが与えられる。 退水競技者あるいは交代競技者が、試合の最後1分以内、あるいは延長戦の2Pの最後の1分以内において不正に入水する行為。 競技に参加することのできない競技者または交代競技者が入水する行為。 GKあるいはその他の防御側競技者が、得点を妨げる目的でゴールを完全にひっくり返す行為。
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