ペタリぐつとペタリ手ぶくろ
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「ドラえもんのひみつ道具 (へ)」の記事における「ペタリぐつとペタリ手ぶくろ」の解説
ペタリぐつとペタリ手ぶくろ(ペタリぐつとペタリてぶくろ)は、「ペタリぐつとペタリ手ぶくろ」(藤子・F・不二雄大全集2巻に収録)、『ドラえもん のび太と銀河超特急』に登場する。 カエルの足のように吸盤を備えた手袋と靴。これを使うと、吸盤で壁面に吸い付くことによって垂直な壁も自在に歩き回ることができる。 『のび太と銀河超特急』では「ぺたり手ぶくろとくつ」と呼んでいるが、機能や外観に類似性が見られるほか、当時のチーフアシスタントであったむぎわらしんたろうに原作者から「こんな道具があったはず」と添えられた絵の明確な指示書を元に探して登場させた、と語っており、同一の道具である。これについて、むぎわらは「(藤子)先生は古いことでも信じられないほど覚えていました。」と当時を振り返っている。 「ペタリぐつとペタリ手ぶくろ」およびその別呼称となる「ぺたり手ぶくろとくつ」は、原作者存命中の作品においては登場期間に最も長い25年のブランクのあるひみつ道具となる。初登場は1970年であるが、次に登場したのは1995年の大長編であった(尚、没後の大長編ドラえもんを含むと、最も登場期間のブランクがあるひみつ道具は『のび太のワンニャン時空伝』に登場した「念力目薬」の31年、つづいて『のび太の宇宙漂流記』に登場した「ネンドロン」の28年である)。
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