ペグインターフェロンアルファ-2a
【概要】 商品名はペガシス(Pegasys)、製造はロシュ、販売は中外。90・180μg/Vの注射薬。用法は1回180μgを週1回皮下注射する。遺伝子組換え型インターフェロンα-2aをポリエチレングリコールで化学修飾してある。血中の半減期が長いので週1回の注射でよく、患者のQOLを上げる。
【詳しく】 リバビリンとの併用の臨床試験成績も、併用例での有効率が高いことが示されたので近々認可される予定である。副作用のプロフィールはペグ化していないものと同じ。むしろ症状が緩やかと言う印象もあるようだ。重大な副作用では間質性肺炎、うつ病、汎血球減少症、眼底出血などがある。ことにリバビリン併用では貧血、血小板減少、白血球減少がみられリバビリンの減量が必要になる。
《参照》 C型肝炎、 インターフェロン、 リバビリン、 ポリエチレングリコール

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