ベン=ニコルソンとは? わかりやすく解説

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ニコルソン【Ben Nicholson】

読み方:にこるそん

[1894〜1982英国画家モンドリアン影響を受け、幾何学的構成作品発表清朗叙情性特色とする。

ニコルソンの画像
メーブル・プライド画による肖像画ロンドン国立肖像画美術館http://bit.ly/2YSRh9c
ニコルソンの画像
1934(レリーフ)/テートモダン撮影・Wmpearl[CC0 1.0]/http://bit.ly/2YLa2vf
ニコルソンの画像
1934(フィレンツェバレエ)/撮影Barry Caruth[CC BY-SA 2.0]/http://bit.ly/2YMutIp

ベン・ニコルソン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/09 10:30 UTC 版)

ベン・ニコルソン
Ben Nicholson
母親のメーベル・プライドによる肖像画
生誕 1894年4月10日
バッキンガムシャー
死没 1982年2月6日
ロンドン
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ベン・ローダー・ニコルソン OM(Benjamin Lauder Nicholson, 1894年4月10日 - 1982年2月6日)はイギリスの画家。抽象絵画を多く制作した。

バッキンガムシャーのデナムに生まれ、ロンドンに没する[1]。父ウィリアム・ニコルソン(Sir William Nicholson, 1872年2月5日 - 1949年5月16日)、母親のメーベル・プライド(Mabel Pryde、1871年2月12日 – 1918年7月)も画家である。

初期は、ポール・セザンヌキュビスムに近い作品を制作。その後、Seven and Five Society、ユニット・ワンやアプストラクシオン=クレアシオンなどに参加し、抽象作品に向かった。

抽象作品については、白い彫刻レリーフなど、徹底した幾何学的抽象作品を制作した。単なる絵画にとどまらず、彫刻的な要素をたぶんに含む作品が多く、しかも、白や淡い色のものなど、色彩が抑えられている作品が多い。イギリスの抽象絵画を強力に牽引した一人である。1938年から1951年にかけては、バーバラ・ヘップワースと結婚していた。1957年には、サンパウロ国際ビエンナーレで、美術絵画賞を受賞した[2]。彼は1982年に死去している。

日本での展覧会

  • ベン・ニコルソン展(2004年、神奈川県立近代美術館(葉山館)、愛知県美術館(愛知芸術文化センター10階)、東京ステーションギャラリー)

関連する日本での展覧会

脚注

  1. ^ 三重県立美術館
  2. ^ Ben Nicholson OM 1894–1982 Tate Gallery. 8 December 2023閲覧

関連項目




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