ベルニナ線、クール・アローザ線用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/10 08:19 UTC 版)
「レーティッシュ鉄道EW II系客車」の記事における「ベルニナ線、クール・アローザ線用」の解説
A 1261、1262形 BD 2471-2474形ベルニナ線用に用意された1等車と2等/荷物車で、ベルニナ線の最小曲線半径が50mと小さく、車両の全長が16.5mに制限されていたために全長15m級と16.5m級で製造されており、窓扉配置はA 1261、1262形がD14D(扉-トイレ窓-1等室-扉)、BD 2471-2474形がD141D1(扉-トイレ窓-2等室-荷物室窓-荷物扉-荷物室窓)である。 A 1261、1262形は1973年に運転が開始されたベルニナ急行用に製造されたベルニナ線用としては初の全室1等車である。また、冬季のベルニナ急行のシーズンオフにはクール・アローザ線で使用するため車端部屋根上に直流2400V用の暖房用電気連結器を設置していた。 BD 2471-2474形はEW III系とともにベルニナ急行用として使用されており、その際には窓周囲を濃茶とした専用塗装となっていた。
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