ベリメーターフレームとは? わかりやすく解説

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ベリメーターフレーム

英語 perimeter frame

客室の床の外縁沿ってメインフレーム通し、ボディサイドのシールのすぐ内側をほぼ平行して通るように設置したもので、その形状から周囲型と呼ばれている。床の中央部低く設定できるので、室内高広くとることができる利点がある。前後タイヤ部分タイヤ内側フレームを通すので、平面的にシル前後大きく車体内方折れ曲がった形状になる。この箇所はねじり応力高くなるので補強が必要である。メインフレームサイドシル重なるようにボディサイド下部構成しているので、側面衝突に対しては強い抵抗力をもっ特徴がある。アメリカ乗用車多用されたが、その後モノコック構造主流となり車体一体化された。むしろ今日では、FF乗用車などで、エンジンからの振動伝達遮断する狙いから、フロントサイドフレームにラバーを介して取り付けられる変形周囲型のサブフレームを、ペリメーターフレームと呼んでいる例がある。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。



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