ベトナム側の主張に基づく経過
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 03:32 UTC 版)
「スプラトリー諸島海戦」の記事における「ベトナム側の主張に基づく経過」の解説
13日午後4時ごろから、ほぼ非武装のベトナム海軍の工兵ら100名超が島に上陸し測量作業を開始した。現場海域では中国海軍のフリゲート艦が監視を続けており、にらみ合いが続いた。 14日午前4時ごろ、ベトナム兵士32人が岩礁に上陸し、ベトナム国旗を立てた。 これを受けて中国艦艇からボートが繰り出され、島にいた兵士らに銃撃が行われた。 この一方的な攻撃で岩礁にいた32人の中で生き残れたのはわずか3人のみで、生存者も捕虜にされた。同時にベトナム艦船に攻撃が加えられ、輸送船2隻が沈没し、揚陸艦も大破した。 ベトナム海軍は揚陸艦をカムラン湾に曳航して修理しようと試みたが、曳航中に沈没した。 ベトナムでは、ニャチャン市郊外にある南沙諸島博物館でこの事件について展示している。
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