プロアクティブvsリアクティブvsハイブリッド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 07:11 UTC 版)
「ソフトウェア定義ネットワーク」の記事における「プロアクティブvsリアクティブvsハイブリッド」の解説
OpenFlowはTCAMテーブルを使用してパケットシーケンス(フロー)をルーティングする。 フローがスイッチに到着すると、フローテーブルのルックアップが実行される。 フローテーブルの実装に応じて、 vSwitchが使用されている場合はソフトウェアフローテーブルで、ハードウェアに実装されている場合はASICでこれが行われる。 一致するフローが見つからない場合は、コントローラーに追加の指示を求める要求が送信される。 これは、3つの異なるモードのいずれかで処理される。 リアクティブモードでは、コントローラーはこれらの要求の後に動作し、必要に応じて、対応するパケットのフローテーブルにルールを作成してインストールする。 プロアクティブモードでは、コントローラは、このスイッチで可能なすべての可能なトラフィック一致のフローテーブルエントリを事前に入力する。 このモードは、すべての静的エントリが事前にインストールされている今日の一般的なルーティングテーブルエントリと比較できる。 これに続いて、すべての着信フローが一致するエントリを見つけるため、リクエストはコントローラに送信されない。 プロアクティブモードの主な利点は、すべてのパケットがラインレートで転送され(TCAMのすべてのフローテーブルエントリを考慮)、遅延が追加されないことである。 3番目のモードであるハイブリッドモードは、一連のトラフィックに対するリアクティブモードと、残りのトラフィックに対する低遅延転送(プロアクティブモード)の柔軟性に従う。
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