プレーリー_(駆逐艦母艦)とは? わかりやすく解説

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プレーリー (駆逐艦母艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/18 07:44 UTC 版)

艦歴
発注
起工
進水
竣工 1890年
就役 1898年4月8日
1899年3月23日
1901年11月9日
1906年9月26日
退役 1899年3月15日
1901年2月18日
1905年6月14日
1922年11月22日
その後
除籍 1922年11月22日
性能諸元
排水量 6,620トン
全長 404 ft 9 in (123.37 m)
全幅 48 ft 3 in (14.71 m)
吃水 20 ft 9 in (6.32 m)
機関
最大速 15ノット (28 km/h)
乗員
兵装

プレーリー (USS Prairie, AD-5) は、アメリカ海軍補助巡洋艦。後に駆逐艦母艦に改装された。

艦歴

当初の船名はエル・ソル (S.S. El Sol) であり、1890年にペンシルベニア州フィラデルフィアウィリアム・クランプ・アンド・サンズ社で建造された。海軍は1898年4月6日にサザン・パシフィック社から購入し、1898年4月8日にニューヨークで艦長C・J・トレイン中佐の指揮下プレーリーの艦名で就役した。

プレーリーは補助巡洋艦に改装され、北方偵察戦隊に配属された。その後北大西洋艦隊に配属となる。米西戦争の間、プレーリーは1898年7月から8月にかけてキューバ海域で活動し、8月28日にマサチューセッツ州フォアリバー造船所に帰還した。1899年3月15日、フィラデルフィアで退役する。

プレーリーは1899年3月23日に予備役状態で任務に復帰し、海軍民兵を乗せて大西洋を巡航、その後1901年2月18日にニューヨークで退役した。パリ万国博覧会にアメリカ政府が出品する展示物を運搬し、その後1901年11月9日にボストンで訓練艦として再就役し、訓練任務に従事した後1905年6月14日にボストンで退役した。

1906年9月26日、輸送艦としてボストンで再就役し、大西洋艦隊に配属される。キューバの政情が不安定になると、1907年3月から4月にかけて同地での権益保護任務に就く。その後海軍民兵の訓練任務を再開し、1907年5月から9月、1908年7月から8月、1909年7月から8月にかけて任務に従事した。1914年にはベラクルス占領に参加した。

プレーリーは1917年後半に駆逐艦母艦に改装され、第一次世界大戦に従軍した。

プレーリーは1922年11月22日にカリフォルニア州サンディエゴで退役し、同日除籍された。その後1923年6月22日にオークランドのルイス・ローゼンバーグ社に売却された。

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