プリアムーリエ号訪日
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「プリアムーリエ号火災事故」の記事における「プリアムーリエ号訪日」の解説
プリアムーリエ号は、ソ連極東船舶公団に所属する全長122メートル、幅16メートル、4,870総トンの旅客船であった。1960年にドイツ民主共和国(東ドイツ)のロストックで建造され、国籍・船籍はソビエト連邦のウラジオストク港に登録されていた。船の階層と用途は下層から、ホールドデッキ(機械室)、サードデッキ(機械室)、セカンドデッキ(客室・船員室)、メインデッキ(客室・レストラン・調理室)、アッパーデッキ(客室・ミュージックサロン)、ボートデッキ(船員室・会議室)、キャプテンデッキ(操舵室・船長室)となっていた。 プリアムーリエ号は、1988年(昭和63年)5月7日に国際親善を目的としてウラジオストク港を出港し、小樽と東京を訪問した後、5月17日9時頃、大阪港中央突堤北岸壁に着岸した。この時点で乗員129名、乗客295名の合計424名を乗せていた。この後、広島、長崎、金沢を巡行する予定であった。
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