プライベートピアリング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/08 00:00 UTC 版)
「ピアリング」の記事における「プライベートピアリング」の解説
IXにおけるピアリングを利用した接続は、IXが保有するスイッチングハブの性能とポート数に大きく速度が左右される。場合によってはスイッチングハブの性能を大きく上回るトラフィックが集中して速度が大きく低下するケースや、IX自体のトラブルによりトラフィックが全く流れなくなるケースもある。またトラフィックの増加に伴い回線を増強したくても、あるIXにおいて1社が保有できるポート数には上限があることが多く、その制限のために回線増強が行えない場合がある。 このような状況に対応し、IXの障害発生時におけるバックアップの確保、あるいはIXの能力を上回る回線速度増強などを目的として行われるのがプライベートピアリングである。接続手段としては一般的には専用線やダークファイバーが使われるが、IX接続のためのハウジング設備が同じビル内に置かれているISP同士の場合はLANケーブルなどで接続を行う場合もある。
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