ブルードヘイブン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/02 07:48 UTC 版)
「ディック・グレイソン」の記事における「ブルードヘイブン」の解説
1996年ミニシリーズを成功させたDCコミックスはナイトウィングを主役にしたソロシリーズ(チャック・ディクソン作、スコット・マクダニエル画)を創刊し、ディックはゴッサム・シティ近郊の街ブルードヘイブンをパトロールする事になった。バットマンの要請により、ディックはこのかつて捕鯨の街だった工業の中心地に旅立ち、ゴッサムシティのギャング・ブラックマスクに繋がる数多くの殺人事件の調査をした。彼がそこで見たのは街が警察の腐敗と、巨悪の天才ブロックバスターことローランド・デズモンドによって強化された組織犯罪の手により瓦解している様子だった。 無防備で自分を必要とする街を前に、ナイトウィングはブルードヘイブンに留まりブロックバスターのカルテルを破壊する事に決めた。これにより彼はバットマン・ファミリーの一員として活動するには十分近く、自分自身の街と冒険と宿敵を持つのに十分遠い場所に留まる事になった。彼は裏社会に耳を傾けられるようにバーテンダーとなり、街を浄化する為に「オラクル」ことバーバラ・ゴードンと連携をとって働いた。ブロックバスターはまもなくナイトウィングの首に巨額の懸賞金を賭けたが、グレイソンは無節操なブルードヘイブンの警部ダッドリー・ソーメスに金を積んでキングピンの取引の情報を掴んでいた。ブルードヘイブンで過ごす間、ナイトウィングは凶暴だが熱心なストリートファイターNite-Wingのトレーニングを手助けした。
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