ブラインドリベット
リベットを使って鋼板や構造物を結合する場合、一般的にはリベットの両側をかしめて固定するが、リベットの内側のかしめを、リベットを差し込んだ側(外側)からできるようにした構造のリベットをいう。これには引き棒を引き抜くプルステムタイプと、ピンを打ち込むドライブピンタイプがある。閉断面構造のように、結合物の表裏両面をはさめない構造の結合、あるいは薄板製の軽量部品の取り付けなどに利用される。自動車での使用例としては、金属製のモールディングを取り付けるためのクリップの取り付けがある。ただし最近では自動車工場のラインでの使用はほとんどみられない。
ブラインドリベット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/25 15:10 UTC 版)
片側からしか作業ができない場合のために、ブラインドリベット(英: Blind rivet)が考案されて用いられている。 釘の様に見える心棒を空気圧や電動・手動などのリベッターで作業者側へ引っ張ることで、円筒状のリベット内側を変形させ、心棒を引きちぎることによりかしめる。締結圧はその細い心棒の破断耐力によるので、同じ径の通常のリベットに比べて小さくなる。
※この「ブラインドリベット」の解説は、「リベット」の解説の一部です。
「ブラインドリベット」を含む「リベット」の記事については、「リベット」の概要を参照ください。
- ブラインドリベットのページへのリンク