ブックマーケット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/10 08:08 UTC 版)

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種類 | 大型古書店チェーン |
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所持会社 | 駿河屋 |
使用会社 | 駿河屋 |
使用開始国 | ![]() |
主要使用国 | ![]() |
代表者 | 杉山綱重(駿河屋代表取締役社長) |
関連ブランド |
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旧使用会社 | フォー・ユー( - 2005年) |
登録商標 | ![]() |
ブックマーケット(英: BOOK MARKET)は、駿河屋が展開する大型古書店チェーンのブランド名。
概要
新谷幸由が[1]1988年(昭和63年)6月に創業したフォー・ユー(後のセカンドストリート)が[2]、香川県高松市にブックマーケット木太店を開店したのが始まりである[3]。
1996年(平成8年)6月には「ブックマーケット」のフランチャイズチェーン1号店の鎌田店を開店させ、フランチャイズチェーンの本部事業にも参入した[3]。
2001年(平成13年)11月、フォー・ユーはエイジェンスと共同で[4]「はなまる」を設立[5]讃岐うどんチェーン事業に参入し[5]。
後に、袂を分かつ形で子会社ティー・プロジェクトを設立して2002年(平成14年)10月3日に1号店の「さぬき小町うどん札幌店」を出店した[6]ものの、失敗。フォー・ユーは、うどん事業からの完全撤退に伴って約3.6億円の損失を計上するなど[7]したことから、2004年(平成16年)6月期決算の連結業績が当期損益約13億5300万円の赤字に転落することになった[8]。
2005年(平成17年)3月末にエーツー(後の駿河屋)と業務提携をし[9]、8月30日にエーツーと資本提携することを決議して株式譲渡契約を締結し[10]、翌日の8月31日に「ブック・マーケット」の商標権と本部機能をエーツーへ売却した[10]。
それに伴い、フォー・ユーのブック・マーケットの直営店はフランチャイズ加盟店となった[10]。
2005年(平成17年)7月時点のフランチャイズ加盟店は177店舗であった[9]。
2006年(平成18年)4月10日には、フォー・ユーが持つブック・マーケットの88店舗をエーツーに営業譲渡する契約を正式に締結し、フォー・ユーはブック・マーケットから完全に撤退した[11]。
沿革
- 1995年(平成7年)3月 - フォー・ユーが、香川県高松市にブックマーケット木太店開店[3]。
- 1996年(平成8年)6月 - ブックマーケットのフランチャイズチェーン1号店の鎌田店を開店[3]。
- 2000年(平成12年)4月 - フォー・ユーが大阪証券取引所第2部へ株式上場[3]。
- 2001年(平成13年)11月 - フォー・ユーがエイジェンスと共同で[4]当社が40%を出資して「はなまる」を設立し[5]、讃岐うどんチェーン事業に参入[5]。
- 2002年(平成14年)
- 2005年(平成17年)
- 2006年(平成18年)4月10日 - フォー・ユーの直営店88店舗をエーツーに営業譲渡する契約を正式に締結[11]。
脚注
- ^ “フォー・ユー「セカンドストリート」に社名変更へ” 四国新聞(四国新聞社)(2009年5月12日)
- ^ “セカンドストリート、ゲオの完全子会社に” 四国新聞(四国新聞社)(2010年2月10日)
- ^ a b c d e 『株式会社フォー・ユー 第19期有価証券報告書』 株式会社フォー・ユー、2007年6月27日。
- ^ a b “はなまる直営うどん店、東京進出へ” 四国新聞(四国新聞社)(2002年3月9日)
- ^ a b c d “はなまると業務提携解消-フォー・ユー” 四国新聞(四国新聞社)(2002年8月9日)
- ^ a b “うどんチェーン店、札幌・新潟も開店” 四国新聞(四国新聞社)(2002年10月5日)
- ^ a b “フォー・ユー子会社を清算-6月末めど” 四国新聞(四国新聞社)(2004年8月19日)
- ^ “フォー・ユー初の連結赤字-6月期決算” 四国新聞(四国新聞社)(2004年8月26日)
- ^ a b c “フォー・ユーが中古本事業を営業譲渡” 四国新聞(四国新聞社)(2005年7月23日)
- ^ a b c d “「静岡の業者と資本提携-フォー・ユー” 四国新聞(四国新聞社)(2005年8月31日)
- ^ a b “BM直営店の営業譲渡契約-フォー・ユー” 四国新聞(四国新聞社)(2006年4月12日)
- ^ a b “フォー・ユーが讃岐うどん店チェーン” 四国新聞(四国新聞社)(2002年8月24日)
関連項目
固有名詞の分類
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