フロンティアプロジェクト
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「東京情報大学」の記事における「フロンティアプロジェクト」の解説
2000年4月に、本学を中心に発足した「アジアの環境・文化と情報に関する総合研究プロジェクト」は、文部科学省の「私立大学学術研究高度化推進事業」の「学術フロンティア推進事業」に採択され、5年間にわたる国際的かつ学術的な共同研究が始まった。 この研究プロジェクトのインフラともいえるのがNASAの衛星システム(MODIS)である。アジア初の本格的MODIS専用受信基地が本学に設置され、日本列島やモンゴルあたりまでのアジア地域の鮮明な画像が受信可能となり、このプロジェクトの推進を支えている。このNASAのシステムは、36チャンネルという多くのリモートセンシング項目を15年間継続して観測し、グローバルな地球環境を監視することにより、世界中の「Policymarker」に対して「Sound Decision」をしてもらうためのデータ・情報を提供することができる。このフロンティアプロジェクトは、これを活用して21世紀に重要な意味を持つことになるアジアを重点的研究対象地域として、社会・自然環境に関する課題・情報を調査・分析し、世界に発信する情報網の中心的役割を果たすことを目指している。なお現在も、引き続き文部科学省の「学術フロンティア推進事業」に継続採用され、第二期の研究テーマ「東アジアにおける陸圏・水圏を統合した環境情報システムの研究」を推進している。
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