フリードリヒ1世の第一陣
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 02:18 UTC 版)
「第3回十字軍」の記事における「フリードリヒ1世の第一陣」の解説
神聖ローマ皇帝フリードリヒ1世(赤髭王)も教皇の呼びかけに答え、十字軍の第一陣として1189年に出発した。フリードリヒはその途上、サラーフッディーンと秘密協定を結んでいた東ローマ帝国の皇帝イサキオス2世アンゲロスの敵対的行為に直面した。このため十字軍は東ローマ領を急いで通過せざるを得なかった。その後、1189年5月18日にクルチ・アルスラーン2世が治めるルーム・セルジューク朝の首都イコニウムを占領した。しかし1190年6月10日フリードリヒがキリキアのサレフ川で溺死してしまった。彼らは数の上ではサラーフッディーンよりも多かったが、フリードリヒを失ったことから早くも解散してしまった。一部の者は向かった先のシリアで戦いに敗れた。
※この「フリードリヒ1世の第一陣」の解説は、「第3回十字軍」の解説の一部です。
「フリードリヒ1世の第一陣」を含む「第3回十字軍」の記事については、「第3回十字軍」の概要を参照ください。
- フリードリヒ1世の第一陣のページへのリンク