フリーターと労働者派遣制度
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 08:54 UTC 版)
「フリーター」の記事における「フリーターと労働者派遣制度」の解説
1997年、アジア通貨危機(金融危機)の煽りを受けて日本は大不況に突入し、大量の失業者が発生した。新卒市場も超氷河期に突入し、2000年〜2005年の大卒の就職率は著しく低下した。参考に2004年の就職率は55.8%(男性:53.1%、女性:59.7%)。 職業安定所の中途市場の求人数も、求職者数に対して4割不足していたが為に、フリーターやニートにならざるを得ない若年者が大発生した。 1999年、中高年の失業者と就職難の若年者の受け皿として労働者派遣事業が一般に解禁されると、派遣労働者として生きるフリーターが急増し始めた。
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