フェンウェイ・パークでの騒動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/04 02:15 UTC 版)
「ゲイリー・シェフィールド」の記事における「フェンウェイ・パークでの騒動」の解説
2005年4月14日のフェンウェイ・パークでのレッドソックス戦で、8回裏にジェイソン・バリテックが右翼線を転々とする打球を放った。シェフィールドがその打球を処理しようとした際に、フェンス(フェンウェイ・パークの右翼フェンスは約80cmと低い)からボールに触ろうと身を乗り出したレッドソックスファンが、シェフィールドの頬を誤ってはたいた。これに気を悪くしたシェフィールドは、二塁手に返球後その観客に詰め寄った。そこでもう一人のファンにビールをかけられ、シェフィールドは激怒した。すんでのところで警備員が割って入り、ことなきを得た。その後、右翼周辺にはヤンキースの選手や警官、警備員などが大勢集まり、物々しい雰囲気になり、試合は約30分中断した。この問題を起こした2人のファンはプレイを妨害したということでボストン市警により退場させられ、2005年の残りシーズンの球場への立ち入り禁止処分を受けた。シェフィールドは「あの時は本当に堪忍袋の緒が切れていたさ。だけど自分がやり返した後どうなるかという結果を考えて反撃を我慢することに徹した」とのコメントを残している。
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