フェイザーバンク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/23 03:46 UTC 版)
フェイザーバンク(艦載フェイザー)でもっとも見られるのは、ジャン=リュック・ピカード艦長のU.S.S.エンタープライズDと、キャスリン・ジェインウェイ艦長のU.S.S.ヴォイジャーに搭載されているタイプ10フェイザーである。タイプ10は24世紀後期の連邦艦の標準的な武装であり、艦に降りかかる多くの危機を撃ち払った。ベンジャミン・シスコ艦長のU.S.S.ディファイアントには通常のビーム式フェイザーの他、機関銃のように弾丸状のフェイザーを連射するパルスフェイザーが搭載されている。このパルスフェイザーは主要エンジンであるワープコアから伸びたプラズマコンジットとフェイザーバンクが直結し出力が2倍にアップされる特殊仕様がされている。またピカード艦長の2隻目の艦・U.S.S.エンタープライズE、およびVOYに登場したU.S.S.プロメテウスにはタイプ12フェイザーが搭載されている。タイプ12の破壊力はすさまじく、一斉掃射で連邦のネビュラ級艦に深刻なダメージを与え、ロミュラン帝国の戦艦ウォーバードをも撃破した。 またTNG最終話において登場した、可能性の未来における25年後のU.S.S.エンタープライズDは第1船体下部に全長200m近い大型砲身を持つスーパーフェイザーキャノン(フェイザースパイラルランス)を搭載していた。このスーパーフェイザーキャノンの破壊力は絶大で、クリンゴン帝国のネグヴァー級戦闘艦の船体をたやすく撃ち抜き撃墜したほどであった。
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