ファミコン音源(pAPU)の仕様
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/04 01:08 UTC 版)
「Programmable Sound Generator」の記事における「ファミコン音源(pAPU)の仕様」の解説
ファミリーコンピュータに搭載されている音源は次のような仕様である。 パルス波(矩形波)発生装置 2系統(デューティ比3:1、1:1、1:3、1:7切り替え) 三角波発生装置 1系統(4bit波形、音量は仕様上固定だが、DPCMと絡んだバグに近い挙動が存在し、これを利用するといじることが出来る) ノイズ発生装置 1系統(擬似乱数雑音・短周期ノイズ切り替え、周波数変更が可能。ただし、最初期型(コントローラのボタンが四角いゴム)のファミコンでは短周期ノイズは出せない) DPCM 1系統 ミキサー この音源はファミコンのCPU RP2A03(6502カスタム)に組み込まれた機能の一つであり、pAPU(pseudo Audio Processing Unit)と呼ばれている。pAPUのパルス波発生装置はゲームボーイ、ゲームボーイアドバンスにも搭載され、矩形波だけでなくデューティ比1:7パルス波などの独特な音色も出せる表情の豊かさがPSGの矩形波との大きな違いである。
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