ピョートル・ヴェリーキイ/ユーリ・アンドロポフ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 07:09 UTC 版)
「キーロフ級ミサイル巡洋艦」の記事における「ピョートル・ヴェリーキイ/ユーリ・アンドロポフ」の解説
北方艦隊所属。1986年に起工されたが、建造中にソ連が崩壊し、艦名を「ピョートル・ヴェリーキイ」に改められた。その後、極度の財政難から建造工事は中断し、完成が危ぶまれた。しかし当艦を訪問したボリス・エリツィン大統領の指示で特別予算が組まれ工事が再開、1998年にようやく就役した。 現在、北方艦隊旗艦。2004年3月に「核爆発」騒ぎが有ったが、誤報であった。当時の海軍総司令官ウラジーミル・クロエドフ元帥が、艦長ウラジミール・カサトーノフ大佐の叔父イーゴリ(元海軍大将、海軍総司令官第一代理)と不仲であったため、「嫌がらせ」にこのようなデマを流したともされる。 2015年には、海軍総司令部筋の談話として近代化改装が報じられた。内容はアドミラル・ナヒーモフと同様のもので、アドミラル・ナヒーモフの改修完了後の2018年から2021年かけて同様の近代化改修を実施する予定である。
※この「ピョートル・ヴェリーキイ/ユーリ・アンドロポフ」の解説は、「キーロフ級ミサイル巡洋艦」の解説の一部です。
「ピョートル・ヴェリーキイ/ユーリ・アンドロポフ」を含む「キーロフ級ミサイル巡洋艦」の記事については、「キーロフ級ミサイル巡洋艦」の概要を参照ください。
- ピョートル・ヴェリーキイ/ユーリ・アンドロポフのページへのリンク